成る程と思うこと

人の縁の広がりによる働きの不思議はとても浅知恵では図り知るべからざるものがある。専門的な言葉で『縁尋(えんじん)』の機妙という。【例えば古本屋に立ち寄ったとき、何か関心がある事柄があるときは、何冊と並んでいる本の中なのに、関心があるある事柄に関係のある本は必ずパッと目につく、これが謂うところの縁尋である】目に入らないのは真剣に関心を持っていないと言うことなり。(成程なあと感心する)。これあれば彼あり、これなければ彼は無くなる。彼あればこれあり、彼なければこれなし。何だか(釈迦の教えに似たような言葉があるな)と思う。